読んだ見た感じた笑った!ことをつれつれと。
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01/05
イギリス:気持ちのいい空間
年をまたいでしまいました。
皆様あけましておめでとうございます。

さて、
ロンドン&パリ日記を続けていきます。

数年前に中国茶がブームになったとき
雑誌に紹介されていた横浜中華街の中国茶のお店に行ってみたら
ものすごくぞんざいなサービスで
中国茶セット一式とお茶の淹れ方の紙をぺラッと渡されて
質問すると嫌な顔をされたりして
なによりも雰囲気を重んじる私としてはガッカリしたものでしたが。
(しかもそんなアレで1500円!ガッカリ度10割増し…)

ロンドンで素敵な中国茶のお店に出会えるとは思ってもいなかった。

そこではカウンターで向かい合ってイギリス人のマスターが
小さな中国茶の器を手品みたいな手つきで扱って
丁寧にお茶を淹れてくれる。
お店はすっきりと清潔で神経が行き届いていて
マスターが心を砕いて作り出した空間だということが良くわかる。
お茶請けのメニューにはそれぞれのお菓子に合うお茶が説明してあってオーダーした小さなチョコレートはガラスの板に和紙を敷いて和菓子のように、宝物みたいにサーブされた。

ロンドンに来て以来、カオスのようなカフェに慣れつつあったところで
このカフェの存在はとても新鮮だった。

たとえばこれが日本でのことだったら
それほど驚かなかったかもしれない。
細かいことを丁寧にきちっと緻密に作り上げるのは
日本人の得意なところだと思うから。
しかしここはロンドン。マスターはイギリス人。

彼は、黙っていると不機嫌なのだろうか…と思ってしまうが
実は親切な人で、旅人である私たちにお勧めのおいしいお店を幾つかメモして渡してくれた。
奥さんが日本人とのこと。
奥さんが日本人である友人が何人かいて
「俺達は‘奥さんが日本人のイギリス人のためのサポートグループ’に入ってるんだ」と言って片頬でにやりと笑った。

職人だね、職人だったね、と嬉しく頷きあいながら店を後にした。
気持ちがすっきりとする空間だった。

ロンドンを訪れる際にはぜひお勧めしたいお店です。
TeaSmith→http://www.teasmith.co.uk/
11/21
イギリス:圧倒的なごちゃごちゃ加減について
世の中って実際にその場に身を置いてみないと
わからないことばかりだ。
過去に訪れたイギリスの思い出と
テレビで見るイギリスとガイドブックで知るイギリスと。その全部が合わさってイギリスというもやもやしたイメージがあったのだけれど。
私にとってのイギリスはこの目で見て体験してきたものだけ。
どこに行ってもそれぞれの世界で生きてる。

イギリスは今回2回目だった。12年ぶり。
12年前にはわからなかったイギリスの紅茶の美味しさが
しみじみとわかるようになっていた。
でも街中スタバが席巻。コーヒー屋ばかりだ。なぜ。
この国の人にとって紅茶は家で飲むものなのだろうか。
日本人が外でお金を出して緑茶を飲まないように。

カフェで紅茶を飲んでみたいとオーダーしたらこんな。

ポットの蓋を小皿で代用。蓋はどうした。
cafe
せっかくなのでケーキを乗せてみました。
こんなでも味はさすがに美味しいです。

ガイドブックに載っていた3段トレーのアフタヌーンティーが楽しめるお店に行きたかったのだけれどオットが断固拒否の姿勢だったので断念。
(「観光客ばかりだよ」だって。自分だってほとんど観光客なのに)

発つ鳥あとを濁さずという言葉はこの国にはないようで
セルフサービス式のカフェで席を立つときに
みんなカップもお皿も置きっぱなしです。
そして店員もそれをなかなか下げに来ないので
自分の席を確保するときに、前の人のカップをかたづけること数回。
置きっぱなしにする人に悪意があるわけではないのだ・・・。
単なる習慣の違いなのだからと自分を納得させる。

やりっぱなしっていうことでは
(ビロウな話で恐縮ですが)
トイレも流さないで出てくる人が多かった!
これは、なに?流すの忘れちゃうわけ?
「音姫」でトイレ中の音を消すほどシャイな国の人間にとっては
驚きデス。
後でイギリス人とカナダ人の知人に「音姫」のことを話したら
「冗談でしょ?」って笑われたけど。
流さない人に悪意があるわけではないのだ・・・と思いつつも
「あたり」に入ってしまうとどうしてもオイオイという思いが・・・。
ああ、イブンカ。私はここでは異邦人。

そして異邦人の私にとっては、
この国のサイズは大きすぎて重すぎて
巨人の国に来たかと思うほど。
ドアというドアの重いこと!
ミュージアムのトイレで両手でぐ〜と全身を掛けて
ドアを開けて出てきたら並んでいた上品なおばあさまが
‘See what she does!’と叫んだので
‘It's heavy, very heavy!'と教えてあげた。
(ドアに‘Heavy Door'とわざわざ貼紙がしてあったのだけれどそれにしても)
どの民族もそれぞれ自分の体格に合った設計をしているんだなぁ。
日本にいるときは気づかないこと。

またもトイレの話で恐縮ですが
レストランのせま〜いトイレで
おしゃれなおばちゃんと二人になり
それぞれよけながら手を洗って
「せまいわね〜」って感じで目を合わせて
フフフ、と笑っていたのだけど
ドアを開けるときに
そのおばちゃんの高そうなバックが床の上でドアを半分ふさいでいて
勝手に手を触れるのは気がひけたので
「すみません、これはあなたのバッグですか?」と聞いたら
‘Yes, it's mine.'とバックをハイヒールの足でぽーんと蹴って
にっこりしたのにはなんというか、唖然としました。
ははは。

そんな「圧倒的なごちゃごちゃ加減」に慣れつつあったころ
偶然立ち寄ったカフェでイギリスの奥深さを知るのでした。
その話はまた次回…。

marching geese
一列でおうちに帰るグースたち
ハイドパークにて
11/10
ロンドン&パリ
10月中旬からしばらくロンドン&パリへ行ってきました。

あちらで考えたことなど、
写真と一緒に少しずつ紹介したいと思います。

kensington gardens
<ロンドンのケンジントン・ガーデンズ>
到着した日にゆいいつ黄葉していた樹
ここだけいちめん黄色のじゅうたん
10/04
しょんぼりしたこと
免許の更新に行った。

免許センターの古い建物に気がめいる。

さまざまな年齢の知らない人たちと
おぼつかない気持ちのまま、羊の群れみたいに移動させられて
これってなんだか悪夢みたいだ。
年代物の制服を着た職員は過去から来た人に見える。

2時間かかってやっと受け取った新しい免許には
不安顔のやつれた女の写真。
この写真とともにあと5年。
・・・。

一緒に更新に行ったオットも
実年齢プラス10歳くらいに写っている。

交換して笑ったあと
人知れずしょんぼりする。
10/02
一騎討ち
改札口で
中からも外からも通れるようになっているものが
苦手である。

向こうからだれも来ていない時はいいのだが
こっちがスイカを出して狙いをつけた改札口に
ほぼ同じタイミングで
向こうからスイカを手にしたおじさんが来たりすると
「ちゃらら〜ん」と私の中で「決闘の音楽」鳴り響く。

どうする、どう来る、譲るか、譲られるか。
緊張の一瞬。

そしてたいてい負けます。

「あ、はいどうぞどうぞ。私となりへ移りますから」と
心の中で負け犬の遠吠え。

たま〜に勝つときがあるけど
それはすごく急いでいて殺気立っているときで
その恐ろしい形相に相手がたじろぐんだと思う。

気合いだ気合いだ!
人生は気合いで乗り越えろ!

(な〜んて言うヒトが身近にいなくてよかったワ)

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