読んだ見た感じた笑った!ことをつれつれと。
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08/10
コンプレックス
題名がそのものズバリ「コンプレックス」です。



いろんな人がいろんなことをいろんな立場から言っているけれど(?)
心理学ではどう言っているのだろう、と、このところまとめて心理学関係の本を読んでいる。

これは一般書なので読みやすいし、様々な実際の事例が出てくるので興味深い。

しかしこういうものをぐうっと読んでいると、世の中の人々の活動すべてが「コンプレックス」に根ざしているかのように思えてきて、少しクラクラしてしまう。世の中がこれまでと違って見える感覚。

たとえば、メサイヤコンプレックスというものがあって、簡単にいえば
「自分を犠牲にして他人のために尽くしたい」という願望。
しかしこれは自分が弱者であることを認めたくないというコンプレックスがもとにある。つまり、自分が人を助ける立場になれば、自分を強者であると思うことができるから。
その慈善行為がコンプレックスに動かされているからといってその行為自体の価値が下がるというわけではないが、それが現実を無視した行為である場合(家族に迷惑をかけているなど)その評価はおのずと下がらざるを得ない・・・。

また、誰かが他人の悪口をイキイキと興奮して話すとき、その人自身を押しのけてその人の影であるコンプレックスが出てきて話しているのだ・・・。

こういう本を読む時によく思うこと。
自分の周りの人の行動を勝手に分析して悦に入ることのないように。
高みの見物は気楽かもしれないが、それでは何の意味もない。
まず自分の足元を見なければ・・・。

自分で思い当たるくらいのコンプレックスなら、
それはまあ、いろいろあります。
大切なことは、自分のコンプレックスに気付いて、それと対話してその内容を自我に統合していくこと、だそうです。

ユングの言語連想法で使われる単語表や、その使用方法も紹介されているので、自分の隠されたコンプレックスを探ってみたい人にも
オススメ。

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