読んだ見た感じた笑った!ことをつれつれと。
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08/10
コンプレックス
題名がそのものズバリ「コンプレックス」です。



いろんな人がいろんなことをいろんな立場から言っているけれど(?)
心理学ではどう言っているのだろう、と、このところまとめて心理学関係の本を読んでいる。

これは一般書なので読みやすいし、様々な実際の事例が出てくるので興味深い。

しかしこういうものをぐうっと読んでいると、世の中の人々の活動すべてが「コンプレックス」に根ざしているかのように思えてきて、少しクラクラしてしまう。世の中がこれまでと違って見える感覚。

たとえば、メサイヤコンプレックスというものがあって、簡単にいえば
「自分を犠牲にして他人のために尽くしたい」という願望。
しかしこれは自分が弱者であることを認めたくないというコンプレックスがもとにある。つまり、自分が人を助ける立場になれば、自分を強者であると思うことができるから。
その慈善行為がコンプレックスに動かされているからといってその行為自体の価値が下がるというわけではないが、それが現実を無視した行為である場合(家族に迷惑をかけているなど)その評価はおのずと下がらざるを得ない・・・。

また、誰かが他人の悪口をイキイキと興奮して話すとき、その人自身を押しのけてその人の影であるコンプレックスが出てきて話しているのだ・・・。

こういう本を読む時によく思うこと。
自分の周りの人の行動を勝手に分析して悦に入ることのないように。
高みの見物は気楽かもしれないが、それでは何の意味もない。
まず自分の足元を見なければ・・・。

自分で思い当たるくらいのコンプレックスなら、
それはまあ、いろいろあります。
大切なことは、自分のコンプレックスに気付いて、それと対話してその内容を自我に統合していくこと、だそうです。

ユングの言語連想法で使われる単語表や、その使用方法も紹介されているので、自分の隠されたコンプレックスを探ってみたい人にも
オススメ。

07/25
宇宙と交信
人工衛星の設計をしているという人と偶然話すチャンスがあった。

人工衛星って・・・
ひとつが、例えば10畳ほどの部屋と同じくらいの大きさだそうです。
それが国別、用途別に打ち上げられ、
何と今では千基も宇宙にあるらしい。

思わず「ぶつからないんですか?」と聞いてしまう。
「それは・・・あの・・・」言いづらそうに
「結構・・・広いですから、宇宙は・・・」

だ・よ・ね・・・!

千基も宇宙も、広大すぎて想像が追いつかないのだ。

「人工衛星は地球の表面を回っているので
例えば地球上に人間が1000人しかいなかったら
なかなか出会わないですよね?」とのこと。
ほうなるほど。
そう言われれば、確かに。

宇宙に向かって発信している人工衛星もあるんですか?と聞いたら
アメリカにはそういうものがあるらしい。
と聞いて、あ、と思い出した。
そういえばそういう内容の映画を観たことがあった。

数あるSF映画の中で、
もし本当に宇宙人との交信というものがあるなら
こういうかたちが一番近いのでは…と思った映画。


聞くところによると
このオープニングの、地球からだんだん宇宙の彼方へと行く映像は
「そういうこと」ができる人にとっては「実にリアル」だそう。
確かトミーもお勧めしてたな・・・ → 「Enjoy Now.com」


その設計士君いわく
「宇宙人はいると思うけど、遠すぎて返事がないんだと思う」
ね!宇宙人、いるよね!
宇宙にかかわる仕事の人からその言葉を聞き
勝手にお墨付きをもらったような気になり、なんとなくにんまり。
07/12
大海原へ漕ぎだす
一年半のデッサン練習期間を終えて、
やっと「描いてみたかったもの」を描きはじめる。

タウポ湖の風景、カイテリテリの夕焼け、カモメと少年・・・。
写真を見ながら描くことのデメリットは、
写真の通りに描いてしまおうとすることだ。
それをいちど飲み込んだうえで、
自分が描きたい世界を表現することが、何と難しいことか。

そういえば、と思い出すのは。

子供のころから応用が苦手だったわ。
基本問題はスイスイとできるのに、自分の頭を使っていちから組み立てなくちゃいけない応用になるとオロオロして、教科書をひっくり返してヒントをかき集めたものだった。

こんなところに出てくるのね。

それがなんであれ、本当に真剣に取り組むと
同時に性格上の弱点に向かい合うことになる。

そこはとばして、とりあえず絵が、描けるようになりたいんです。
なんて、ありえないんだな・・・。

習い始めた当初は考えもしなかったことだけれど、
絵を描くって、自分の世界の再構築に、ほかならない。

今日もまた、写真とにらめっこしながらぬり絵のように進んでいく私に先生もとうとう業を煮やしたのか、「ちょっと、いいですか」と筆を持ち、「もっと、雰囲気を大切にして進めていいんですよ」と、
スーイスーイと色を入れた。
ああ!そんな大胆な!と一瞬思ったが、
そう、そういう風に描きたいんだった。と、気づく。
今までやったことのない描き方だと進めていくのは不安かもしれないけど、違ったらまた上から塗りなおしていけばいい、
いちど壊してまた重ねていくくらいのほうがいい、と言われる。

そうなんです。
私小心者なんです。
失敗しないように失敗しないように
最大限に気をつけて生きているんです。
と、思わず言いそうになる。
あ。違った。
性格占いではないのだった。


そしてとうとう
大海原へ漕ぎ出す。

目で見ようとしないで。
今まで使おうとしなかった感覚を、もういちど研ぎ澄ませて。

1枚の画用紙と筆と絵の具をお供に
心の中だけにある、私の世界へ。




07/06
私的ウィンブルドン観戦
昨年、フェデラー対ナダルの決勝を見始めてしまったばっかりに
うっかり徹夜してしまった(そしてそれを機に体内時計が狂ってしまった)のにも懲りず、今年もウィンブルドン決勝を、観てしまう。

前日のウィリアムズ姉妹対決が割にあっさりと終わってしまったので
男子決勝に期待がかかる。

なんて、すごくテニスに詳しいように書いておりますが。

私が昔からウィンブルドンを観戦するときに何よりも一番気になるのは、ボールボーイ・ボールガールたちの、恐ろしいほどに無駄のない働きっぷりです。

転がったボールを一目散に回収するあの腰を低くした走り!
ネットの横で忍びのように片足を立てて控えるあの様子!
選手がタオルを必要としているのを素早く察知して渡し、
じっと選手を見つめたまま返されるのを待つ、あの後ろ歩き!
仕事とはこのような心意気で取り組むべし、という見本のよう。

さすが、本物の執事を生んだお国柄。

彼らは一体、
どうやってボールボーイ・ボールガールに選ばれるのだろう。
やはりテニスクラブに通う子供たちなのだろうか。
おうちでもあのようにとびっきり優秀なお子様方なのだろうか。
選ばれたあとの研修はどれくらい受けるんだろう。

疑問だ。

でも、やりたくはない。

いやぁ、うちにもひとり、欲しいね。
ボールボーイ。
なんて、お気楽に呟いたあと、よく考えて、やっぱり取り消す。
いやだな、落ち着かないね。

試合の様子はニュースなどに詳しく書かれているのであえて触れないが(書けるほどの基礎知識がありません)
試合後の敗者ロディックの表情は、印象的だった。
結局表彰式が終わるまで少しも表情を緩めず
負けた時のショックな瞳のままだった。

フェデラーにウィンブルドンの決勝で敗れるのは2回目。
去年は2回戦敗退。
今回コーチを変えて、かなり戦い方が変わった、と
解説の人が言っていた。
かなり精神的に強くなりましたね、と。

くやしかっただろうな。
どんな思いをしてここまで来たんだろう。
ケガをしていた期間支えてきたという、
4月に結婚した美しい奥さんが何度も画面に映された。

なんとしても、一年後、ここに戻ってこなくてはいけない。
でもそのために、いったいまた、どれほどの練習をしなければいけないんだろう。
もう、もうすぐそこまで、初優勝に手が届いていたのに!
うう〜。

3時過ぎにやっとベッドに入り、でもやっぱりあのロディックの表情が忘れられなくて思わずオットに話しかける。

「本当に悔しそうだったね・・・。
私が奥さんだったら、なんて声掛ければいいかわかんないよ。
さっぱり思いつかないから、むしろ会いたくないくらいだよ」

「・・・君は僕の奥さんだから、そんなこと考えなくていいんだよ、
おやすみ」

・・・だよね。

他人の靴にやたらと足を入れたがるのも、考えものです。

でも案の定、夕べは夢の中で一晩中テニスをして
たいそう疲れました。

06/18
ある疑惑
おかしい。

追い出しても追い出しても、リビングにアリがいるのである。

昨日外に出したはずなのに、
今朝もまた窓のサンを歩く働きアリを発見。

「あ!ティムだ」と嬉しそうなオット。

すべてのアリを「ティム」と呼ぶ彼にとって、
アリは慈しむ対象でこそあれ、けして駆除されるべきものではない。
(一度ためしに「アリの巣コロリ」のことを教えたら、本気で嫌がっていた。「ウソでしょ?ウソだよね?本当はないよね?」)

先に朝食を終えた彼に「外に出してくれる?」と頼む。
「もうベランダから下に落としちゃって」
(アリは体が軽いので風に乗って芝生にふわりと着陸する・・・ハズ)
「…イヤだ」
「じゃあ、とりあえず部屋からは出してよ〜」

わかった、と席を立ったあと、
カーテンをチラリとめくって「いなくなったよ」と言う。


・・・いま、本気で探さなかったよね?
カーテンの裏をちょっと見ただけだよね?


私の胸にある疑惑がわく。

毎日私が追い出したアリを再びこっそり家に招き入れているのは、
オットなのでは。

きっとベンジャミンの蜜をエサに昼は家中を探検して、
夜はカーペットに埋もれてぬくぬく眠ればいいと思っているのだろう。
好きなだけ家に住んでいいよ、と思っているのだろう。

そんなことが起こりませんように、と願いながらも
いつか家の中にアリの行列が出現したときは
彼がどう反応するのか見てみたい、気もする。


Copyright © 2005 本日のカイテリテリは。.
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